くすだま根付 桃/桜/ミモザ/藤/ノウゼンカズラ

【桜と桃】
長く日本人に愛されてきた優しいピンク色と若葉の緑が魅力の「くすだま根付」です。花弁が5枚の花が約20個、花びらの総数120個ほどの春爛漫な花のくす玉飾りです。
房は枝や幹を模した茶色に花を模したピンクを纏わせ、こちらも満開です。

桜と桃、どちらも濃淡の違う5色のピンク色を使用。桜は先端を割って桜らしい花弁に。桃は2つセットで花が咲くので、必ず同じ色の花が2つ並んでいます。

【ミモザ】2025.3.1追加
春の元気な色、軽くて鮮やかな黄色と緑の取合せでミモザを製作しました。花は丸つまみ3枚がそれぞれ重なるように丸くまとめ、細丸つまみの葉は花の間へ。
房のベースは花の黄色。緑のコードは葉の形にすることで、クロマロクイチゴらしい雰囲気に仕上がっていると思います。

【藤】2025.3.3追加
庭の小さな藤棚でも見る者の心を惹きつける藤。実は人の手が入らないと他の植物の育成を妨げるほど生命力の強い植物です。
花言葉は、淡い色や柔らかく垂れる様から優しさ、歓迎。甘い香りから恋に酔う。決して離れない、繁盛、長寿などは強い生命力からでしょうか。
力強さと優雅さを兼ね備えた藤をこの作品から感じていただけたら嬉しいです。

【ノウゼンカズラ】2025.3.16追加
空へ高くツルを伸ばす姿から中国では凌霄花(ノウショウ)、乃宇世宇(ノウセウ)、ノウゼンとなったという説があるようです。花言葉も名声、栄光、向上心、生命力、豊富な愛など植物の特徴が活きているものばかり。
開花は６月下旬から９月くらい。南国風味のある元気さを感じていただけると嬉しいです。


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和装時の根付としての使用はもちろん、バッグチャームとしても素敵ですし、優雅なデザインなので贈り物としても喜ばれるでしょう。使わない時はインテリアとしても楽しんでもいいと思います。（日に当たり続けると日焼けしてしまうと思いますので、直射日光の当たらない場所がいいかと思います。）

何度もイメージを起こしては試作を繰り返し、ようやく完成した作品です。着物では季節感を重要視する向きがありますが、これは絶対のルールではありませんし、普段着ならなおさらです。日本を代表する花ですので、ぜひ四季を通してお使い頂けますと幸いです。

今後も植物や日本の伝統的な色合わせなどで製作していく予定です。ぜひフォローして応援して頂けますと嬉しいです。

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『製作経緯』
2025年は私も周りも幸せにする手、花束がテーマです。手渡される花束には気持ちを届ける、受け取るという重さより、私の手を離れて軽々と次へうつろう。そんな爽やかで軽いイメージが浮かびます。
このイメージを何度も温めなおし、ピアス…根付…羽織紐…とイメージと試作を重ね、そして最後に全ての試作の総まとめ的に根付として完成させました。

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大きさ
【桜、桃】
根付プレートから房まで：縦24×横4cm
くすだま部分：縦3.3×横4cm
房：縦7､9×横2cm

【ミモザ】
くすだま：縦9.5×横3.5cm
根付紐：9cm

【藤】
くすだま：縦11.5×横37cm
根付紐：11cm

【ノウゼンカズラ】
くすだま：縦11.5×横33cm
根付紐：10cm

素材
花：絹
房・紐：レーヨン
根付プレート：ステンレス

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