もうちょっとこまめにUPする予定を組めるようにがんばります。というのも、Instagramで作品公開〜ショップにUPするまでに購入のお申し出があった場合は20%OFFだから。金額はInstagramには掲載していませんが、他の作品を見ていただければこのくらいだと予想できると思いますし、DMいただければお答えもしますし、もちろん購入するかどうかは聞いてからでOKですし。

今回UPした作品は季節を表現したビーズ編み羽織紐のうち、ハロウィン、クリスマス、鬼灯。それから不揃い瑪瑙の羽織紐。

まず【ハロウィン】ですが、マットな黒ビーズにクリアグリーンのビーズ、この２点の相性の良さにメインのつまみ細工がしっかり映えてます、オレンジver.も紫ver.も。そもそもオバケいっぱい！キャラクター感たっぷり！可愛いさ、コメディ感のあるお祭りなので、チャームは思いっきりハロウィン使用にしました。でもハロウィン以外でも全然使えるいい色合いなので、チャームは取り外し可能にしてみました。

続いて【クリスマス】

ハロウィン同様に黒い糸だけどビーズはクリアかつマット仕様。房の代わりのコットンパールと合わせて夜空に舞う雪をイメージしました。

クリスマスだってキャラ感あって可愛い側面もありますが、聖歌などの厳かなイメージも強いので、キャラ感は全力で減らし、星の代わりに黄色のつまみ細工を2つ、流れ星のイメージ。取り外しはできない仕様ですが、お好みなら外してしまった方が使いやすい方もいらっしゃるかも。外して欲しい場合はその旨お知らせいただければ外した状態でお届けします。

クリスマスといえば赤、緑、金銀ですが、この作品では緑を外しました。緑の帯や帯締めがあるとコットンパールに混ざった赤瑪瑙が生えると思います。

つまみ細工少なめなのでお値段はビーズ編み単体品と同じにしました。

さらに【鬼灯】

先に製作した【藤】の別植物ver.です。製作中「人参の色だ〜」と思ったことは大声ではいいませんが、色合いがポップで可愛らしい作品となりました。製作にあたり簡単に調べたところ、鬼灯の実を覆うものは萼なんですね。花が落ちた後、未熟な青い小さな実を包むように萼が成長するそうです。その萼はひっくり返した丸つまみ2枚で作り、実は綺麗な橙色のカーネリアン。葉もひっくり返した丸つまみですが、裏に張った針金を丸めることでよく茂った葉の完成。

この葉が完成した時、この茂り方というか、盛り盛り感は他の形に活かしたいと強く思ったので、そのうちコレだ！という作品が生まれることと思います。お楽しみに。

そして【不揃い瑪瑙】

こちらで正直に申しますが、金額を見ていただくとわかる通り半額となっています。その理由は、こちらの作品は長らく着物屋さんで委託販売していただいていたもの、つまり売れずに帰ってきたから。

とはいえ。

金具の輪が間に入ることで重さも見た目も軽やかだし、石を通した金具の片方の輪を二重にしたことで金銀の主張が強めに出て、金なら柔らかく暖かな印象、銀ならすっきり知的でクールな印象と、全然違う表情が出るところが私の推しポイントの一つです。

羽織の乳(ち)にひっかける飾りは別の羽織紐を使う時にもプラスできるし、金具の輪をしっかり閉じて根付や簪に変えても可愛いと思います。

さて。次はその委託販売先に再チャレンジする予定です。なんでも置いてくれる自分の店ではありませんので、まずは店主殿にこれは！と思っていただける逸品を。それはつまりプレゼンであり、最初の他人の目という試練です。、着物愛にあふれた専業家の目をお借りできる貴重な機会です。頑張ります。